一日の業務の流れ

受付嬢

出勤直後は院内で開院準備

開院前には、まずは院内の清掃を行います。
清掃の範囲は病院によって異なりますが、最低限受付の周辺だけでも清潔に整えておきましょう。
また、掲示物の期限や内容をチェックして、間違いがないか確認しておくことも大切です。
新しい掲示物を追加したり、剥がれ落ちているものがないかチェックしましょう。

開院と同時に患者さんの対応

診察が始まれば、来院した患者さんに必要な書類を書いてもらったり、診察室まで案内をしたりします。
診察が終わった患者さんに対しては、会計作業を行います。
救急の患者さんがいれば医療スタッフに報告するなど、決まった事務作業以外の業務にも積極的に携わります。

閉院に向けて一日のまとめ

診察終了時間になったら、院内に患者さんが残っていないか確認します。
カルテの整理や会計作業の確認など、一日の業務をチェックして、間違いがなければ帰宅します。
作業内容が多い日には、残業になることもあります。

医療事務は正確な作業が求められる

医療事務の業務は、カルテの作成や会計作業など、少しのミスも許されない作業が大半です。
そのため、医療事務には正確な作業が求められます。
どのような状況でも、冷静かつスピーディに作業をこなせるように心がけましょう。

夜勤と昼勤

事務作業や救急対応が主な夜勤

医療事務の夜勤では、院内の個室やベッド数の確認、昼間の会計作業のチェックといった事務作業が主です。
救急搬送の要請が入れば、医療スタッフと相談の上、受け入れ対応も行います。

複数の患者の対応が主な昼勤

昼勤の主な業務内容は、患者対応や会計作業です。
夜勤とは違って複数の患者が来院するため、高いコミュニケーション能力が必要であると同時に、一つ一つの作業にスピードが求められます。

医療事務はやりがいを感じられる？医療事務を目指すメリット

医療事務

患者さんに感謝されるやりがいある仕事

患者さんが病気や怪我で苦しんでいる時に、一番近い場所で寄り添う医療事務には、思いやりが求められます。
親身になって対応に当たれば、患者さんに感謝されることはもちろんですが、患者さんが元気になっていく姿に医療事務自信も励まされるでしょう。